話がしたいよ の 話をしたいよ その2

まさか2日にわたるとは思ってもみなかった。

なんてこった。

 

今回の序盤で前回の記事の内容について触れるので、まだ読んでない人は先に

こちらを読んでおいてほしいです。

 

加えて、今回は実際の曲を聴いた上で読んでもらった方がいいなと思ったのでPVもみてください。

注意点。

「お薬もらったし」と「飲まないし」のあいだに間があること

「飲まないし」と「どうやったって」のあいだに間がないこと

「抗いようもなく~話がしたいよ」の後に間奏が入ること

 


BUMP OF CHICKEN「話がしたいよ」

 

 

 

そうそう、言うの忘れてたんですけど、この曲、『億男』って映画に使われてるんです。

ほんで『億男』のために書き下ろされたらしいんです。

で、僕、その映画見てません汗

書き下ろされたってことは映画の内容を鑑みて作られてるはずなんですよ、たぶん。観てないから知らんけど、たぶん。

やから、映画を観た人・原作を知ってる人は内容を踏まえての感じ方になるはずですし、僕も映画観た後には感想・解釈が変わるかもしれません。

あくまでも、今の僕の解釈ってことに留意してください。

 

 

では前回の続きから歌詞を見ていきましょうといいたいところなんですが、ちょっと前パートのところをもう一度触らせてください。

 

 

ボイジャーは太陽系外に飛び出した今も

秒速10何キロだっけ

ずっと旅を続けてる

それの何がどうだというのかわからないけど急に

自分の呼吸の音に 耳澄まして確かめた

この部分、

ボイジャーは太陽系外に飛び出した今も

秒速10何キロだっけ ずっと旅を続けてる

それの何がどうだというのかわからないけど急に

自分の呼吸の音に 耳澄まして確かめた 

 

こっちの方がしっくり来ますね。なんとなく。

何が変わったって、改行の場所が変わっただけなんですけど。

それだけ?って思うかもしれないですけど。

 

前回、

ガム食べ始めてから ぺってするまでのところの歌詞は主人公の脳内世界だと思うってことを書きました。

ごめんなさい。一部誤りがありました。誤りじゃないっちゃ誤りじゃないんですけど誤りっちゃ誤りなんで謝ります。ごめんなさい。

どこかというと

「急に自分の呼吸の音に耳澄まして確かめた」のとこ。ここは現在の主人公の行動とみなした方が収まりがいい気がしてきました。

以前に”君”としてた”ボイジャーの話”が思い出された(ガムのせいで。ガムタイム)。

で、自分でもそれ(ボイジャーの話、または今それを思い出したこと)が自分にどんな効果があったんかわからんけど、急に、自分の呼吸の音に耳を澄まして確かめたくなった。

 

これが一番腑に落ちる気がしました。

”呼吸”という言葉は藤くんあるあるな言葉なんですが、その辺についてはほかの曲等を見ていただいてからのお話になるかなと思います。

 

 

体と心のどっちにここまで連れてこられたんだろう

どっちもくたびれてるけど

平気さ お薬もらったし

 

飲まないし

 

飲まへんのかーい。

 

ここは

どっちもくたびれてるけど 平気さ

お薬もらったし

 

飲まないし

 じゃなくて

どっちもくたびれてるけど

平気さ お薬もらったし

 

飲まないし

 のままでいいと思います。

「お薬もらったから大丈夫やで!まぁ薬は飲まんのやけどな」

てきなニュアンスかなと。

で、「お薬もらった”し”」「飲まない”けど”」じゃなくて「お薬もらった”し”」「飲まない”し”」。”し”で並列に並べていることから

”飲まないこと”それ自体も”平気”である理由になっている、つまり、

飲まへんから平気なんやでっていう表現な気がするんですよね。

 

でも、飲まないから平気ってどういうことなん

 

お薬、飲んだら、だめなんだよ。

飲んだら、直っちゃうから。

直っちゃったら、だめなんだよ。

くたびれたままいれる、そのままでいれるから平気なの。

まだ自分で進んでいけるんだから。

それを確認する時間なんですよ。

 

それに飲んだとしたって、

どうやったって戻れないのは一緒だよ

じゃあこういうことを思っているのも一緒がいい

肌をなでた今の風が 底の抜けた空が

あの日と似てるのに

 

抗いようもなく忘れながら生きてるよ

ねぇ 一体どんな言葉に僕ら出会ってたんだろう

鼻で愛想笑い 綺麗事 夏の終わる匂い

まだ覚えてるよ

話がしたいよ

 

「どうやったって戻れないのは一緒だよ。じゃあこういうことを思っているのも一緒がいい」

はい、神。

ここ、すき。

「だよ」「いい」

ここ、めっちゃいいだよ。

おんなじ単語使って違う意味を伝えるのうますぎ。

1回目の一緒は“変えられない”

2回目の一緒は”おんなじ”

ほかの曲でもいっぱいあるからまた違う曲でも紹介します。

 

 

ひとことひとことは忘れてしまう。

どんな情景かは覚えてるけどどんな言葉かは忘れてしまう。

「鼻で愛想笑い」「綺麗事」「夏の終わる匂い」はまだ覚えられているからそれらについてまた今話そうぜ。過去の再上映。あの頃の言葉とは違うかもしれないけど、今の言葉かもしれないけど、今話がしたいぜ。今なら君は一体どんな言葉をいくつみつけるんだい。

だってそうしないとそれらもまた忘れられていってしまうぜベイベー。

 

 

 

ここに間奏が入ります。壮大な。

「ああああああああああああああ話したいんじゃあああああああああああああああああ」

っていう気持ち爆☆発。

言葉にならない気持ち、それすなわちオーイェーアハーンなり。

今回はナーナーナーナーーナナーーナナーー。

 

間奏をこんなふうに感じたから、

タイトル「話がしたいよ」の”よ”は、

話がしたいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

っていう”よ”やと思いました。

捉えようによっちゃ

「相手に話しかける”よ”」(ケータイ落とした人に「おーい、ケータイおとしたよー」っていうときの”よ”)

「気持ちを伝える”よ”」(「A子ちゃんだって好きで浮気したんじゃないんだよ?」っていうときの”よ”)

とか、いろいろあると思うんですけどね。

 

 

そして曲調が落ち着きます。

気持ちも落ち着きます。

 

今までのなんだかんだとか これからがどうとか

心からどうでもいいんだ そんなことは

いや どうでもってそりゃ言いすぎかも

いや言い過ぎだけど

そう言ってやりたいんだ

大丈夫 わかってる

 言ってやりたいって、言葉を贈りたいって意味かい??

声をかけてあげたいってことかい??

でもぼくは言ってしまいたい・言いきってしまいたいってことだと思ったぜ

 

言い過ぎかもしれん、いや言い過ぎってことは分かってるんやけど言っちゃうぜ

過去も未来も気にちゃいかん、今(もう君がいない)を生きていかなきゃね。

そう言い聞かせるぜ。

 

ガムを紙にぺってして

バスが止まりドアが開く

 

バスが来ておまけの時間が終わる、

ガムタイムが終わる、

君を思い出して話したいと思ってていい今だけの時間が終わる。

バスのドアが開く。

 

 

 

 

バスが止まりドアが開くでこの曲は終わる。

この曲を聴き終えたとき頭に映る映像はドアの開いたバスの入り口なんです、僕。

いうたら主人公目線の映像で終わるんです。

もう自分がバスに乗る気満々の状態で終わるの。僕もう完全に出発する気なの。

 

バスって、どこか目的地に向かうために乗るもんですよね。

君との過去を思い出してたガムタイムを終えて、次の場所に向かう。お薬飲まずに。

 

 

 

 

 

 

この以上が僕の解釈でした。

 

この曲、別れの曲ですか?

僕は

「”現在もう別れてしまってる君”との過去を思い出して今の君と話がしたいと思ったけど僕は僕の今の世界を生きていく」

曲だと思いました。

過去の思い出いろいろあって懐かしいけど過去は過去、そりゃ今もおってくれたらうれしいし、めっちゃ話したいけど、あ、バス来たわ、一人で生きてかなな(君もガムくんもおらんし。)。

こんな感じ。

 

 

作詞として何がすごいって、

聞き馴染みのあるどこにでもある単語ばっかり(ボイジャー以外)使って

物語調の歌詞であるにもかかわらず、

一人一人に落とし込められるパッケージになってて、

一文字一文字の柔らかさが藤くんらしさを感じさせ、

切なさを含有しつつ、

前向きな気持ちにしてくれる(ていうか知らん間にさせられてる)

 

 

 

 

このひとあたまおかしい(褒め言葉)

 

 

 

っていう感じでした。

一応妄想的な表現(これは○○の比喩です、とか)をできるだけ無しにして文字と演奏だけをそのまんま読んで、「こういう風に感じました」ってことをまとめてみました。

 

そりゃね、ロストマンのときみたいに藤くん本人が

ロストマンは選択を失敗したやつの歌なんです、もう一人は成功してる自分なんです」的なことをいってるんやったらともかく、

おいおいそれはこじつけじゃないかいってのは「ありのままの曲を理解する」行為とは思えないんですよね。まぁそれはそれでおもしろいのはわかるんですけどね。

曲を原型のまま受け取って、どんなことを感じ取るか、そういう自由度の解釈ってのも悪くないんじゃないかしらん。

 

 

 

 

 

次解釈書くときはちゃんとまとめてから投稿するように気をつけます。

ごめんさない。

話がしたいよ の 話をしたいよ

さて!!!!

記念すべき第一弾いってみましょうか!!!

 

話がしたいよ / BUMP OF CHICKEN

 

まずは歌詞をご覧ください。

 

持てあました手を 自分ごとポケットに隠した

バスが来るまでの間の おまけみたいな時間

 

街が立てる生活の音に 一人にされた

ガムと二人になろう

君の苦手だった味

 

だめだよ と いいよ とを

往復する信号機

止まったり動いたり 同じようにしていても他人同士

元気でいるかな

 

この瞬間にどんな顔をしていただろう

一体どんな言葉をいくつ見つけただろう

ああ 君がここにいたら 君がここにいたら

話がしたいよ

 

 

ボイジャーは太陽系外に飛び出した今も

秒速10何キロだっけ

ずっと旅を続けてる

それの何がどうだというのかわからないけど急に

自分の呼吸の音に 耳澄まして確かめた

 

体と心のどっちにここまで連れてこられたんだろう

どっちもくたびれてるけど

平気さ お薬もらったし

 

飲まないし

 

どうやったって戻れないのは一緒だよ

じゃあこういうことを思っているのも一緒がいい

肌をなでた今の風が 底の抜けた空が

あの日と似てるのに

 

抗いようもなく忘れながら生きてるよ

ねぇ 一体どんな言葉に僕ら出会ってたんだろう

鼻で愛想笑い 綺麗事 夏の終わる匂い

まだ覚えてるよ

話がしたいよ

 

 

 

今までのなんだかんだとか これからがどうとか

心からどうでもいいんだ そんなことは

いや どうでもってそりゃ言いすぎかも

いや言い過ぎだけど

そう言ってやりたいんだ

大丈夫 わかってる

 

ガムを紙にぺってして

バスが止まりドアが開く

 

なんていうアプリかわかりませんが、ちゃんとお金を払いダウンロードした曲を耳コピしました。ていうか覚えたのを書きました。たぶん合ってるはず。

段落分けとかスペースの空いてる部分とかは雰囲気でやりました。本来ならちゃんとCD買って歌詞カード見ながら細かいとも気にしつつ聞きたい派なんですけど、いかんせん最近は配信が主流になってるもんでとりあえず配信されたら落とすのが癖付きました。

ざっくり調べた感じ、記事を書く上で必要なところは引用つけてなら記載していいってことやと思ったんですけど、著作権的に駄目そうなら誰か教えてください。削除します。

 

読みましたか、歌詞。

 

まずは、歌詞全文を読んだ上での僕の感想を書きますね。

・別れをテーマにした曲ではないと感じた

・作詞という観点からみて、傑作

・どちらかというと背中を押してくれる系・寄り添ってくれる系の曲、厳密に言うと寄り添われてる実感を感じさせずに聞き終わったときには浸透してる系の曲

 

これは感想です。

上記の感想を抱いた理由を解釈を交えて書いていきます。

 

 

以前も書きましたが

・書かれている言葉のみを誠実に拾う
・行間については人それぞれ
・“ぼくはこう感じました!”という範疇の話なので結局自己満

というスタンスでいきます。いいですね?

 

 

曲のタイトルを確認しておく必要があります。

『話がしたいよ』です。

”会いたいよ”でもなく”話せたら”でもなく”君がここにいたら”でもなく、『話がしたいよ』です。僕の中でわりと重要なポイントです。

『話がしたいよ』の「よ」をどう捉えるかによって印象が変わってくる可能性はありますが、曲の主人公の中に話したいという気持ちがある、ただそれだけのタイトルです。

 

 

まず、この曲中の時制:現在での出来事を客観的に見てみましょう。

①主人公が手をポケットに入れた

②主人公はバスを待っている

③主人公はバスが来るまでの間にガムを食べる

④主人公がガムをぺってする

⑤バスが止まってドアが開く

 

たったこれだけです。

あえて”たった”という言葉をつけました。

たったこれだけです。

③と④の間は主人公の脳内世界です。(信号機とかはもちろん実世界にあるよ)

 

 

 

バンプの曲解釈において、時制はとても重要です。

場面の時制もしかり、言葉の時制もしかり。

 

君の苦手”だった”味。

 

 

歌詞の頭から見ていきましょう。

 

持てあました手を 自分ごとポケットに隠した

バスが来るまでの間の おまけみたいな時間

 

 

持て余した手って、純粋に「あぁ、何もすることねぇな」ぐらいの意味やと思うんですよね。ただただ手持ち無沙汰。

自分ごと隠したってのはある種の自己防衛みたいなところもあるのかもしれませんが、超弱性のツッパリみたいな感じかなと。伝わる?語彙力ないけどこれで伝わる??

起立の姿勢で待つのも(座ってるなら就活生みたいな座り方で待つのも)なんかアレやからポケットに手突っ込むみたいな。

バスが来るまでの間の おまけみたいな時間って表現がうまいね。その時間は”目的の時間”じゃなくて偶然・意図せず・ひょっこり出くわした時間、ようはおまけなんよね。

目的はあくまでバスに乗ること。

この段落はあくまで設定紹介みたいな感じかな。

 

 

街が立てる生活の音に 一人にされた

ガムと二人になろう

君の苦手だった味

 

・街が立てる生活の音に一人にされた

詩的に表現してますが、「誰かと一緒にいるときはしゃべってたりするから普段別に帰聞こえないけど、しゃべり相手がいない今、街の音だけが聞こえてくる。逆に言うと、街の音が”ひとりでいること”を教えてくれる」って意味だと思いました。

×一人でいるから街の音が聞こえる

○街の音が聞こえるから一人なんだって気づく

逆説的表現を使用しているという点。ここポイント。

 

・ガムと二人になろう

ガム食べる音。

くちゃくちゃ。

街の音→一人を実感

くちゃくちゃ→ガムくんと二人!!

 

・君の苦手だった味

だった。だった。何の気なく書いてるけど、だった。苦手な味じゃなくて苦手だった味。時制:過去。

ここの「だった」って

「私は子供の頃ピーマンが苦手だった」(今は食べれる)

っていう使い方じゃなくて、

「そういえば父さん、リンゴが好きだったなぁ(遠い目)」

っていう典礼会館のCM的な使い方だと思いました。

 

 

僕が思うに、

ガム食べるまでこの人”君”のこと頭になかった気がするんですよ。君のこと最初から考えてたら、それくらい君のことが好きなら、

ガムより遅く登場する?笑

しかもあえて君の苦手やった味食べる?笑

 

ここまでの状態をおさらいすると、

「バスまだか…なんもすることねぇな」ポケットニテイレー

「ガムあるやん食べよ」

「あ、そういえばあいつこれ苦手だったな」アイツオモイダシー

 

そうすると次もつながります。

 

だめだよ と いいよ とを

往復する信号機

止まったり動いたり 同じようにしていても他人同士

元気でいるかな

 

バス停って得てして交差点の近くにあると思うですがそれは気のせいですか?

バス停で待ってるときに見えた風景。

「あの人らおんなじように動いてても互いに知らん人同士なんやなぁ」

逆説的表現、

「僕ら違うように動いてるけど友達なんやなぁ」

 

「へへ、懐かしいや、あいつ元気かな」

 

一部、

「他人同士 元気でいるかな」をつなげて考えてる人がいましたが、そうするとその前の「同じようにしていても」がうまく続かないようなきがするんよなぁ。

 

この瞬間にどんな顔をしていただろう

一体どんな言葉をいくつ見つけただろう

ああ 君がここにいたら 君がここにいたら

話がしたいよ

 

過去に出したシングル「R.I.P」や「宇宙飛行士からの手紙」で、共有できなかった時間の切なさや共有しようとしても思い出は共有できないよねってことの切なさを歌っておりましたけれどもそこからの派生ですね。

自分の人生ではないパラレルな人生を歩んでいる君がここにいた場合の、パラレルワールドの現在を熱望して、”話がしたい”と思う主人公。これまた切ない。

 

 

ボイジャーは太陽系外に飛び出した今も

秒速10何キロだっけ

ずっと旅を続けてる

それの何がどうだというのかわからないけど急に

自分の呼吸の音に 耳澄まして確かめた

 

宇宙大好き藤くん、これまでにも宇宙関わる曲、歌詞果てはアルバムを出しておりますが、この曲にも出てまいりました宇宙単語。ボイジャー

ボイジャーがなんなのかってのは各自ググってみてください。手を抜き始めました。

特筆すべきは「秒速10何キロだっけ」のとこ。

藤くんが「あれ?秒速何キロやっけ?」ってなってこう書いてるのではないと思います。さすがに手は抜いてないでしょう、えだまめじゃあるまい。

昔”君”に教えてもらったんでしょうね、きっと。それを思い出そうとしてるけどあやふや。君が熱く語るけどあんまり興味ないから「それのなにがだというの」

あ、でもこの辺はわりと妄想じみてるから適当に流してください。

ともかく、君との会話を思い出してるか、もしくは脳内の君話しかけてるかで”だっけ”って表現になるんだと思いました。

 

あとこれ、何を確かめてんの??

確かめるの目的語、なに?

「行間」という便利な言葉に丸投げするか、「自分が今生きてること」なのか、「ボイジャーの居場所」なのか次の段落の「体と心のどっちにここまで連れてこられたのか」なのか。かなり意見が割れるんじゃないですかね。

呼吸の音のなかに正解があるんでしょうね、文脈的に。

で、生きてるかどうかなんかわざわざ耳澄まさなあかんことじゃないし。

 

この段落を含めつぎの段落を見てみましょ。

 

ボイジャーは太陽系外に飛び出した今も

秒速10何キロだっけ

ずっと旅を続けてる

それの何がどうだというのかわからないけど急に

自分の呼吸の音に 耳澄まして確かめた

 

体と心のどっちにここまで連れてこられたんだろう

どっちもくたびれてるけど

平気さ お薬もらったし

 

飲まないし

 

今のところの認識としては、

「ガム食って君を思い出した」

「話がしたいなぁ」

ボイジャーの話したなぁ」

なう。

ボイジャーに寄り道してるんかな。

君がいない一人生きてる自分と

恐ろしい早さで一人旅するボイジャーを重ね合わせてんのかな。

だから心と体どっちなんかわからんのかな。

 

どうでもいいけど「平気さ」の「さ」も相手に話しかけるニュアンス醸し出してるよね。

もう主人公話かけまくってるよね、脳内で。

 

薬のまんのかーい。

 

 

 

 

 

ちょっと待って、疲れた

 

いま僕の体がひどくくたびれてる。

今日はここまでにします。

また今度続き書きます。

歌詞解釈についてのいいわけと前置き。

「みんな書いてるし僕も歌詞解釈とか書いてみたいなぁ」と漠然と思っていたから酔った勢いでブログ解説しちゃったりなんかして、まぁ勢いでなんとかなるよねって楽観的に考えてたんですがいざ「書いてみよう!」ってなった今、「やべぇわ、これやべぇわ」ってなってます。軽くパニック。

 

とにかく難しい。

・書きたいことを頭の中でまとめるのが難しい

・伝わる表現を選ぶが難しい

・僕は僕の人生を歩んできて、その延長線上の文脈で曲を解釈してるので万人に当てはまる文章文脈にするのが難しい

・なぜそう感じたのかを突き詰めると、言葉にできないラーラーラー

・心の中にある「バンプ感(観)」を基に曲を解釈してるので万人に当てはまる文章文脈にするのが難しい

・「この単語は今までの曲の中でこういうふうな使われ方をしてきたから、今回でもこういう意味と見なせる(もしくは今回は別のこういう意味になってるねって発見)」を事前の予備知識なしの人に伝えられない

・書こうというメンタルを維持するのが難しい(これはやる気の問題)

 

とにかく、

普段読者としてのうのうと見ている曲解釈も、制作側にちょろっと顔を突っ込んでみただけで先人たちの大変さを痛感する事態。

みんな書いてることはぶっ飛んでたりするけど大変な苦労をされていたんだなぁと先人たちの努力に思い馳せております。

うん、この大変さを実感できただけでも、ブログを開設した甲斐があたってもんだよ。うんうん。よかったよかった。

 

えだまめの歌詞解釈物語はここで終わります。次回作にご期待ください。

 

完。

 

 

 

とはさすがにできないのでとりあえず一つの記事を投稿してみようと思います。

 

ただ、

例えば数学は、

0~9の数字と10進法を知ってるから、足し算を理解できる

足し算を知ってるから、かけ算を理解できる

かけ算を知ってるから、一次関数を理解できる

一次関数を知ってるから、二次関数を理解できる

ように、必要な知識を身につけてからステップに進むというのが最もわかりやすい道順のように思えます。

曲解釈も同様に、段階的進んでいくべきだと思ったりもします。つまり、リリースされた順(歌詞ができた順)で解釈していく、言い換えるなら藤くんが歩んだ道順で曲を追っかけるのがベストな気がします。

でもそれは果てしないしめんどくさいし気力が続かないしそもそも曲を体系化せんとあかんしっていう、主にやる気の問題ではありますが立ちはだかる壁が高すぎるので諦めます。

 

ともかく!

とりあえずいいわけも済んだことですし曲解釈第一段いってみましょうか!

記念すべき第一弾に選ばれたのは前回の記事から薄々感じさせられていたこの曲!

「「「「「「「話がしたいよ」」」」」」」」

最新曲!!

さっきまでの記述はなんだったのか!!!!!!!!

 

 

haruzion55.hatenablog.com

そろそろBUMPの話がしたいよ

前回の記事(ブロガーという言葉。 - haruzion55のブログ)のフラグをぶち折り、無事に三日坊主に昇格できました。これまでの”3日間”という長い道のりの中、つらい時もありました、幾度となく心が折れそうにもなりました。しかしそんなときにはいつも、みなさんからの暖かいハゲましの声、応援、エールに支えられました。今日ここまで歩むことができたのもみなさんのおかげです。ありがとうございます。

えだまめの三日坊主物語はここで終わります。次回作にご期待ください。

 

完。

 

 

 

そんなことはどうでもいいんですけど、そろそろBUMP OF CHICKENの話をしたいなと思う今日この頃、みなさんお元気ですか?

 

わたくしBUMP OF CHICKENというバンドが大好きでございまして、大好きなBUMP OF CHICKENというバンドについて誰かとお話がしたいと常日頃から思っているのでございますが生憎わたくしのまわりにはわたくしと語らってくれる物好きなかたがいらっしゃらないのです。物好きな君がここにいたら、君がここにいたら、話がしたい、と思っているんですけどいないんでブログで垂れ流そうって魂胆でございます。

(BUMP OF CHICKENって打つの面倒になってきたのでバンプって書かせてください。)

 

 

さて、この記事のタイトル「そろそろBUMPの話がしたいよ」なんですけど実はこの記事ではまだバンプについて書きません。

別に引っ張ってるわけじゃないです。そもそも引っ張るほど大した文章は書けません

 

 

 

これからバンプの楽曲の歌詞考察・歌詞解釈をいくつか書いていきたいなと思っているんですが、

みなさんには、それらをわたくしがどんなスタンスで書いていくかということを知っていていただきたいなと思うんです。

 


バンプの歌詞って、一回聞いただけじゃあんまりわからん・何回聞いてもあんまりわからんっていう難解な曲とかもあるんですよ。
ん?どういうこと?っていう。
そんな時わたくしは、ほかの人たちがどんなふうに感じ取ってるのか・解釈してるのかをネットで検索したりします。

みなさんの中にもそうする人もいるかもしれません。

そういうページによくあるのが、バンプを愛しすぎているゆえにあまりにも跳躍した超訳解釈をしなおかつそれが正しいこの曲はこういう曲なんだこういうことを歌ってるんだと豪語する記事。そしてそれを「深いです!」と称賛するコメント。
“確かにそういうふうにも受け取れるよね”という範疇をはるかに凌駕する解釈。
解釈、基い妄想。
大妄想大会。

“あまりにも跳躍した超訳解釈”に関しては感じた人それぞれのものだと思うので、とやかく言うところじゃないのかもしれません。バンプのボーカルの藤原基央さん(以降愛と敬意をもって藤くんと書きます)もインタビューでよく、
僕らの音楽は、みんなのところに届いたらもうそれはみんなのものです
的なことを言ってます。その言葉を最重視するなら、他人様の感じ方にとやかく言うのはおかしな話なのかもしれません。

でもそれってちょっとおかしくない??って思うんです。

例えば、リンゴ。
同じリンゴでも人によって
「おいしい」「まずい」「好き」「嫌い」「きれいな赤」「血のような赤」「甘い」「酸っぱい」「苦い」「リンゴを見ると初恋の人を思い出すからつらい」「知識の象徴」「そういえばなくなった祖母が好きだったな、懐かしい」
とか、“感じ方”は人それぞれだと思いますが、
「いいえ、これはみかんです」
って言っちゃうのは“事実誤認”以外の何物でもないでしょ。
それを藤くんの“みんなのもの”の気持ちを盾にして主張するのは、ちょっとおかしくない??


と、思います。


ので、スタンスとしては
・書かれている言葉のみを誠実に拾う
・行間については人それぞれ
・“ぼくはこう感じました!”という範疇の話なので結局自己満

という形になります。

決して「この曲のこの部分がわからないのかい?これはね、こういう意味なんだよ?」という教科書的なものではないので、
「ほーん、そういうふうに感じる人もいるんやなぁ」の参考書程度にみていただけたらなぁと思います。

 


では、次回以降、そろそろBUMPの話がしたいよ。

ブロガーという言葉。

が、あるらしい。

なんじゃそれ。

 

ブログ+er

It's ブロガー。

 

みんな大好きグーグル先生にお聞きいてわかったことは、

・ブログを書いて、なんやかんやあって、収入を得てる人

だそうです。

すごいなぁ(鼻ほじ)

 

ブログでカチャカチャやって収入得るなんてなんて素敵なんだろうと思ったしみんなも思うと思いますが、

ちょっと興味本位で有名なブロガーの人たちのブログ見てきたけど

 

なんか、すごく、知的…

 

なにあの文章。意味がわからん単語が多用されてるから日本語で書かれてるのに理解できひん、でも文章の意味はわからんけど知性があふれ出てるのはわかる。

なんか「知性」っていう得体の知れない物体だけ脳に直接注入される感じ。

(こいつ直接脳内に…!)

*1

 

あの人ら絶対ブロガーじゃなかったとしても楽勝で生きていける部類の人たちやし、そういう人じゃないとブロガーは務まりませんよ、という現実を確認できました。もしくは辻希美

つまり大多数の人類には無縁って話やなと納得しました。

 

しかし、

ワールドワイドなインターネッツでブログをライトするってのは、必然的に読む人の目を意識したものになるし、より多くの人に読んでほしいという思いが必ずあるはずである。他者を意識しないオナニーならわざわざネットに放たず日記か手帳に書いとけって話ですからね。

ということで体のうちよりあふれ出る他者承認欲求を満たすべく我2回目の投稿に及んだのでした。

明日書いたらとりあえずハゲから三日坊主に昇格できるので頑張りたいと思います。

・ブログを設立する

・三日坊主になる

・内容のある投稿をする

・億万長者になる

という段階別の目標を立てました。

もうすでに1つめはクリアしてます。

明日、2つめをクリアできると思います。

なんならちゃんとしたこと書けば3つめも明日中にクリアできます。

そうすると4つの目標のうち75%をクリアできたことになります。

億万長者は目の前です。

やったぜ。

 

ブログガチ勢にもなると一記事に対しても、

・内容の吟味

・書く順番

・文字数

・オチ

・有益な情報

を考えるのでしょうけど、僕はそんなことしなくても明日にはもう75%クリアしてるのでチョロいもんです。

とりあえず、明日、忘れないように頑張ります。(フラグ)

*1:ファミチキ!!!

勢いって大事

後輩もすなる、ブログというものを、えだまめもしてみむとて、するなり。

いつときの気の迷いにてしむれば、後悔山のごとしとなると思へど、

せぬ後悔よりする後悔。

手のひらで踊らされているなら、なおさら全力で踊るピエロ、に私はなりたい。

 

 

何事も長く続かない質です。三日坊主の坊主にさえなれないハゲです。

設定いじったりとかブログのタイトル決めるのとかめんどくさいんでとりあえず後回しにします。

あぁなんか続けれそうやなって思ったらぼちぼちいじっていこうと思います。

 

今まだ数行しか打ってないですけど、すでにタイプミスしまくっててまぁまぁストレスたまってるなう。

スマホの文字入力の仕方(なんていうんか忘れた。上下左右に動かすやつ)はさらにセンスないんでパソコンでの投稿にしてる訳ですけどそれでもなおままならない文字入力。

すでに心の折れる音でオーケストラが奏でられてます。この音が画面を超えられないのがひどく残念です。

 

初めての記事を書くに当たって、はてなブログさんが「ブログ開設おめでとうございます。まずこんなテーマで、初めての記事を書いてみてはいかがでしょう?」っていって、

・かんたんな挨拶や自己紹介をしてみましょう

・このブログでこれから書いてみたいと思っていること。「印象に残ったこと」などテーマをはっきりとさせるとブログが続きやすくなります

・新しいブログを始めるにあたって、意気込みを一言!

ってお題をくれたんですけど、

自己紹介とか恥ずかしいし、テーマなんかないし、すなわち意気込みなんかないし、

もういま薄々「あれ、タイピングとか以前に性格的にブログ向いてないんじゃない?」って思い始めました。

 

書いて不愉快、読んで不快な当ブログ、ドMなあなたにおすすめします。